高知県四万十市にある、「トンボ館」と「さかな館」の2つからなる自然博物館。高知の方言で「あきつ」はトンボ、「いお」は魚のことを指しています。
展示水槽は、継続的なフィールド調査を通じて「魚目線」で現在の四万十川を伝えているのが特徴的で、アカメやテングヨウジ、ヒモハゼなど飼育されている他に、日本各地の淡水魚も展示されてます。
里山システムの崩壊などにより絶滅の危機に瀕しているミヤコタナゴ、ヒナモロコなどの希少種を飼育し、将来的には野生復帰もできるように累代飼育にもチャレンジ中です。
Contents
「四万十川学遊館 あきついお さかな館」のおすすめポイント
国産淡水・汽水魚の展示数は日本一!
高知県四万十市にある「四万十川学遊館 あきついお」は、「トンボ館」と「さかな館」の2つからなる自然博物館です。高知の方言で「あきつ」はトンボ、「いお」は魚のことを指しています。
四万十川にすむ魚がメインの水族館
さかな館の半分以上を占める四万十川の魚の展示水槽は、継続的なフィールド調査を通じて「魚目線」で現在の四万十川を伝えているのが特徴的。
https://twitter.com/tabi_milk/status/1285432185462288385?s=20
アカメやテングヨウジ、ヒモハゼなど飼育・展示されている淡水・汽水魚のほとんどが、スタッフ自ら収集してきたものだというのが驚きです。
アカメなどの希少な魚に関しては、一定期間飼育して成長した後に「里帰り放流」が行われています。
日本各地の希少な淡水魚も展示
四万十川だけではなく日本各地の淡水魚も飼育展示しています。里山システムの崩壊などにより絶滅の危機に瀕しているミヤコタナゴ、ヒナモロコなどの希少種を大切に飼育し、将来的には野生復帰もできるように累代飼育にもチャレンジ中です。
日本に残された希少な生きものたちをしっかりと観て、その保護への理解を深めたいですね。
黄金ナマズ。四万十川学遊館(四万十市)で28日、特別公開が始まった。全長55㎝。髭も黄色。生きた純金が泳ぐよう。宝くじ当選や金運アップを願い全国から見物客。もうすぐ新しい年が到来。黄金の光のシャワーが降り注ぐ。
#四万十川#黄金#縁起物#正月 pic.twitter.com/vIIkogih6m
— 笠原雅俊 (@UJqitkzdsekRONR) December 28, 2019
さかな館で展示している国産の淡水・汽水魚は約200種。これは、単一施設としては日本一の展示種数を誇っています。 施設内には日本に元からある植物だけで構成されたメダカ・ビオトープ(生物空間)もあります。
落ち着いた佇まいのいやし空間になっているので、ぜひゆっくり眺めていってくださいね!
インパクトある海外の魚も!
「世界の魚コーナー」では、アフリカや南米などにすむ外国の魚を展示しています。小型の熱帯魚が素早く泳ぎ回る様子は、彼らがすむ生態系の厳しさから来るものなのだとか。日本の魚の動きとの違いもじっくり観察してみましょう!
四万十川学遊館、コメントに味があって良かった pic.twitter.com/HbpBv4GYqE
— ナ ヌ - (@na_nu_) August 30, 2020
また、ピラルクやアロワナなどの古代魚を展示しているコーナーもあります。はるか昔からほとんど姿の変わらない魚たちの堂々とした姿は迫力がありますよ。
ピラルクはエサやり体験もできます。全長2mを超す大きなピラルクがエサのアジを飲み込む姿は必見です!
基本情報
アクセス・住所・電話番号
住所 | 〒787-0019 高知県四万十市具同8055−5 |
☎ | 0880-37-4110 |
行き方 | 公式アクセスページへ |
入場料・入館料
料金 | 通常 |
---|---|
大人 | 860円 |
中・高生 | 430円 |
小人(4歳以上) | 320円 |
営業時間・休館日
時間 | |
---|---|
9:00 ~ 17:00 | |
休館 | 月曜日(祝日の場合は翌日)※春休み・GW・夏休み・冬休みは無休 |
公式ホームページ
よくある質問
授乳室はありますか?
×
コインロッカーはありますか?
館内に1カ所
ベビーカーのレンタルはありますか?
×(ベビーカー入場可)
車椅子のレンタルはありますか?
無料(1台)