日本&世界で大きな水槽がある水族館はどこ?国内外トップ5を紹介!

休日や長期休暇を利用して、旅行がてら大きな水槽がある水族館でまったりとした時間を過ごしたい全国の水族館マニアのみなさん、国内には世界有数の規模を誇る水族館がいくつかあります。

海をそのまま切り取ったようなスケールの大きい水槽は、リアルな生き物達のありのままの姿を探れて見応え抜群ですね。非日常的なムーディーな空間で、家族や恋人と過ごすのにうってつけなお出かけスポットです。

今回の記事では、国内外のトップ5の大きな水槽を持つ水族館についてご紹介します。

日本で大きい水槽がある水族館トップ5

1位 : 沖縄美ら海水族館(沖縄県)『黒潮の海水槽』

沖縄の人気観光スポットの1つ「沖縄美ら海水族館」の『黒潮の海水槽』は、水量7,500t、水深10mと国内でもずば抜けて大きい水槽です。

参考までに、水族館のネーミングとなっている「ちゅら」は沖縄の方言で、標準語に訳すと「清らかな海」になります。まさしく、『黒潮の海水槽』は沖縄の透明度の高い海が忠実に再現されていると言えますね。

巨大なジンベイザメが悠々と泳ぐ姿に圧巻される方が多く、なんとジンベイザメの複数頭の飼育に世界で初めて成功したことでも有名な水族館です。さらに、マンタナの繁殖と飼育においても世界初の成功を収めています。

何回もすでに訪れていてマンネリ気味という方は、ぜひ「黒潮体験」ツアーに参加なさってみてください。上から大きな水槽の中で泳ぐ、ジンベイザメやマンタナの様子を見物できますよ。水族館のバッグヤードを除いて、ワクワクドキドキ体験ができますし、スタッフの話しを聞いてより深く海の中について学べます。

9時30分からのマンタナの餌付けは、後方回転しながら餌を食べる姿を確認できてインスタ映えも間違いなし!シャッターチャンスを逃さないで、カメラを構えていてくださいね。

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2位 : 海遊館(大阪府)『太平洋水槽』

堂々の第2位にランクインした海遊館の『太平洋水槽」は水量5,400t、水深は9mで、屋内型の水槽では世界で5本の指に入ります。

ネーミングの通りに太平洋を忠実に再現していて、ジンベイザメ、アカシュモクザメ、マダラトビエイなど全18種類の生物が優雅に泳いでいます。

毎日、午前と午後の2回に食事をする様子や飼育員の解説を聞き、海や生物達についてより知識を深められる点も魅了的です。

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3位 : 葛西臨海水族園(東京都)『太平洋の航海者水槽』

葛飾臨海水族園と言えば、国内でも珍しいクロマグロの展示を観察できる『太平洋の航海者水槽』です。回遊魚の仲間であるクロマグロは海を泳ぎ回り、餌を獲得するため大きな水槽がないと飼育が難しいのです。

こちらの『太平洋の航海者水槽』は水量2,200tで、1階と2階部分にあるアクアシアーターからより距離を縮めて生き物達を観察できる点が特徴的です。大きなクロマグロが旋回する様子は迫力があり、一見する価値は十分にあります。

クロマグロの他に、アカシュモクザメやエイなどの大型の水中生物も共存しており、餌付けなどのイベントが定期的に開催されています。

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4位 : のとじま臨海公園水族館(石川県)『パノラマ大水槽』

のとじま臨海公園水族館の『パノラマ大水槽』こと『ジンベイザメの館青の世界』は、日本海側最大の水槽で水量は1,600t、水深は6mになります。こちらもジンベイザメ、シュモクザメ、クロマグロなど大型の水中生物が飼育されていて、圧巻の見応えぶりです。

「青の世界」とあるように、コバルトブルーの海の様子が神秘的でとても美しく感じられることでしょう。能登近海に生息する生き物達の様子を観察できる貴重なスポットです。

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5位 : 横浜八景島シーパラダイス(神奈川県)『壮大な海のドラマ群れと輝きの魚たち』

横浜のお出かけスポット、八景島シーパラダイスの『壮大な海のドラマと群れと輝きの魚たち』の水槽は、水量1,500t、水深8mです。こちらの水槽ではイワシ5万匹が群れをなして泳ぐ姿を観察でき、イワシの飼育展示に関しては国内最大の規模を誇ります。

小さなイワシも群をなすと、まるで大きな一匹の魚のように見えるから不思議です。仲間で集まり泳ぐことで他の生物に捕食されるのを防ぎ、生き残るために群れをなしています。まさに命をかけた知恵ですね。

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世界で大きい水槽がある水族館トップ5

世界一を誇る水槽がある水族館については、間口面積で比較した際のトップ5をご紹介します。

1位 S.E.A  Aquarium(シンガポール)

間口面積 幅36m×高さ8.3m

S.E.A  Aquariumは、世界最大規模の海洋水族館で1,000種類10万匹以上の生き物を展示しています。世界一大きな水槽「オーシャンギャラリー」は、エイ、サメ、マンタナなどの大型の生物を中心に、約4万匹の生き物が生息しており、まるで竜宮城にいるかのような心地で、深海の様子を観察できます。

「オーシャンギャラリー」以外に、オーシャンドーム、コラルガーデンなどスケールの大きな水槽が配置されている水族館です。

S.E.A  Aquarium(シンガポール)

https://twitter.com/fairelefou/status/1340264976859029505?s=20

2位 ドバイ水族館&アンダーウォーター動物園(ドバイ)

間口面積 幅32.88m×高さ8.3m

ドバイ水族館はギネス認定もされたことがある、ショッピングモール内に位置する水族館です。トンネル上になっていて、下から生き物達が泳ぐ様子を見学しながら、水中探索をしているかのような不思議な体験ができます。エイ、サメなどおよそ83種類、3万匹以上が展示されています。

ドバイ水族館&アンダーウォーター動物園

3位 沖縄美ら海水族館(日本)

間口面積 幅37m x 奥行き27m x 深さ10m

国内で毎年ビジター数第一位と言えば、やはり「沖縄美ら海水族館」!間口面積の広さで堂々の第3位にランクインしています。巨大なジンベイザメを複数頭飼育しているレアなスポットとしても有名で、国外の水族館マニアからも「ぜひ一度訪れてみたい」と人気です。

沖縄美ら海水族館

https://twitter.com/k_ohirune/status/1340467974877061121?s=20

4位アクアプラネット済州(韓国)

間口面積 幅23m×高さ8m

アジア最大級の「アクアプラネット済州」は、大きなアクリルパネルの水槽の中をエイ、サメをはじめ、小さな魚たちが思い思いのままに気持ち良さそうに遊泳しています。その姿は、まさしく本当に海の中で生きている生物本来の様子!

ダイビングをしているような気分で、深海を覗けるレアな水族館です。展示方法にもこだわりが感じられて、韓国旅行で観光スポット選びでお困りの時には足を運んでみるといいでしょう。

アクアプラネット済州

https://twitter.com/chii_xxx_914/status/728867685136637953?s=20

5位ジョージア水族館(アメリカ)

間口面積 幅19.2m×高さ7.92m

オリンピック会場跡地に建てられた由緒ある水族館で、 センテニアル・オリンピック公園内にあります。なんと年間に200万人もの観光客が訪れるというのですから、さすがアメリカ!スケールが違いますね。

一番大きな水槽ではジンベイザメ、エイ、カメなどが飼育されていて、椅子に座ってゆっくりとリラクゼーションタイムを過ごせます。テーマパークのように楽しめると評判がいいですから、アメリカ観光の際に立ち寄ってみてくださいね。

まとめ

国内および世界でトップ5にランクインする、大きな水槽がある水族館をご紹介しました。海をそのまま切り取ったかのような、スケールの大きな水槽は圧巻の見応えでいつまでも記憶に残ることでしょう。

リラクゼーション効果もバッチリ期待できますので、この機会に今回ご紹介した水族館を訪れてみてはいかがでしょうか。