「諫早ゆうゆうランド干拓の里むつごろう水族館」は、長崎県諫早市にあります。長崎諫早の干拓の歴史を伝えるさまざまな体験ができる「諫早ゆうゆうランド干拓の里」にある水族館が「むつごろう干拓の里水族館」です。
有明海をイメージした直径約5mの干潟水槽が備えられ、諫早市の母のような川として親しまれている本明川の上流からずっと下流にかけ、さらに最後に流れ着く有明の海に至るまでに生息している生きものが展示されています。
自然に近い環境で多種の生物を１箇所にまとめて飼育しており、身近な生態系をしっかりと観察できるようにと工夫されているのです。
ムツゴロウは有明海にしか生息していませんが、いま絶滅の危機にあります。この水族館では、そんなムツゴロウたちのユニークな形態や動きを知ってもらえるよう、じっくり観察できる展示になっています。
もちろん、ムツゴロウ以外にもシオマネキやワラスボ達など魅力ある生き物も見所です。干潟をぴょんぴょん跳ね回るトビハゼもムツゴロウに負けないくらい可愛らしく人気ですので、この機会にじっくりのぞいてみましょう。
複合型の施設なので水族館以外に様々なレクレーション施設が完備しており、親子連れで丸々1日楽しめると人気です。この機会に家族でのんびりと過ごしてみましょう。
Contents
「むつごろう干拓の里水族館」のおすすめポイント
ムツゴロウの生態や干拓地をじっくり学ぼう！
九州長崎諫早には干拓があります。その干拓の歴史を伝えるさまざまな体験ができる「諫早ゆうゆうランド干拓の里」にある水族館が「むつごろう干拓の里水族館」です。
諫早湾ははるか昔は海でした。鎌倉時代からの長い干拓により諫早湾に現在の干拓地が誕生しました。「むつごろう干拓の里水族館」では、そんな有明海を忠実に再現しています。さらに、埋め立て地と干拓の違いについてもしっかり勉強できます。
トラスタに一番近いのはむつごろう水族館。小さな水族館ですがムツゴロウやトビハゼが近い！諫早ゆうゆうランド干拓の里という大きな公園の中にあるのでお子様連れにはいいかも。→ https://t.co/ZpBAGD0MTm pic.twitter.com/dqW7kV58mD
— かめきちかめぞう (@kamekichikamezo) November 5, 2018
有明海をイメージした直径約5mの干潟水槽が備えられ、諫早市の母のような川として親しまれている本明川の上流からずっと下流にかけ、さらに最後に流れ着く有明の海に至るまでに生息している生きものが展示されています。
川の領域によって生息する生き物が違うことをしっかり学べる上に、潮の干満も人工的に再現している所も素晴らしいです。
生きているムツゴロウをしっかりと観察しよう
ムツゴロウは有明海にしか生息していません。泥から飛び出して来る様子もよくテレビでも見かけますが、いま絶滅の危機にあります。
この水族館では、そんなムツゴロウたちのユニークな形態や動きを知ってもらえるよう、じっくり観察できる展示になっています。 とても臆病な生きものなので、そっと静かに時間をかけて、観察してみましょう！その大きな瞳とユニークな動きのトリコになるかも知れませんね。
ムツゴロウ以外のユニークな生き物にも出会える！
「むつごろう干拓の里水族館」では、ワラスボ・トビハゼ・シオマネキなどの珍しい生き物もいるので、要チェックです！
長い胴体、大きな牙なのに目だけ異様に小さなワラスボは、独特の姿から「エイリアン魚」とも呼ばれています。ガラス越しに睨めっこしてみましょう♪強面な顔ですが、憎めない風貌で愛嬌があります。
トビハゼは、オタマジャクシを大きくしたような姿で干拓地をぴょんぴょん跳ねながら移動します。時には、疲れて岩場でのんびり日向ぼっこしている姿は、ちょっぴり人間味も感じられます。
9/10
長崎県諫早市→長崎県長崎市
総移動距離 32km
話しかけられた人数 0人
諫早ゆうゆうランド干拓の里むつごろう水族館
長崎ペンギン水族館 pic.twitter.com/uOe6rKPZaN— お猿30号（記録） (@os30g_p) September 10, 2019
シオマネキは、カニの一種ですが、小さな体に対して片方の爪だけ異様に大きいです。実は、このシオマネキも今絶滅の危機に瀕しています。
このようにムツゴロウ水族館では、他の水族館では観察できないユニークな水中生物に出会えます。ぜひ、来館の際には忘れずに観察してみましょう！
ふれあい水槽でタッチング体験もできる！
ふれあい水槽では、カメやフナ、ハナにふれてみることもできるので、子どもたちにも人気です。生き物達に触ることで、どのような感触なのかをしっかり感じ取る良い機会です。
最初は、怖くて泣いていたお子さんも生き物の魅力に気付くはずです。随時、魚の種類も変わるので、訪れるごとに違う魚をふれることができるかもしれませんね。
周りの施設と共に楽しもう
水族館の近くには、諫早干拓資料館があります。ムツゴロウや干潟に暮らす生きものたちについて学んだら、ぜひ次はこの資料館で干拓についても知識を深めてみたいところですね。
干拓の歴史や昔のさまざまな生活用器具等を見学できたり、移築された庄屋屋敷を見学したりできます。 その他、ちゃりんこ広場、パターゴルフ、ボート、自転車、わんぱく城、釣り堀、小動物園などの施設があり、子ども連れでのスポットとしてもいつも人気！
諫早ゆうゆうランド干拓の里、干拓資料館 pic.twitter.com/HOEVTYhmRd
— nakai (@mechapanda) November 8, 2017
馬事公園では、乗馬体験にチャレンジできます。インストラクターが丁寧に指導するので、乗馬経験がない方でも安心です。ベテランさん用の障害コースもあり、レベルに応じて乗馬を楽しめる貴重な施設です。
そば打ちやまんじゅう作り体験もあります。せっかくの機会ですから親子で楽しんでみませんか。
また夏になると近くの畑で、たくさんのひまわりが咲き乱れます。さらに、秋になると秋桜が一面に広がります。動物も植物も楽しめるこのエリアで、１日ゆっくりと過ごすとリラックスできそうですね。
季節ごとに随時楽しい催し物やフリーマーケットも開催されており、こちらも見所たっぷりです。
「むつごろう干拓の里水族館」周辺の観光スポット
のんこ温水センター
有明海、雲仙を一望できる「のんこ温水センター」がお勧めです。のんこ温水センターには、温泉とプールの2つの施設があるので年代を問わずにゆっくりと楽しめます。
https://twitter.com/face_nagasaki/status/1278536930708189186?s=20
1年を通して利用できる温水プールには、屋内スライダー・流水プール・乳幼児用プール・屋外プール・遊泳プールと設備が非常に充実しています。そのため、休日はいつもお子さん達でワイワイと賑わっています。
プールで遊び疲れた後は、温泉で体をしっかり温めましょう。こちらにも露天風呂・寝湯・サウナと充実していますので、心身共にリフレッシュできるはずです。
「諫早ゆうゆうランド干拓の里」はショッピングやグルメもOK！
「諫早ゆうゆうランド干拓の里」では、お土産やグルメも満喫できます。
敷地内の「よもかん市」では、地元の人達が丹精込めて育てた朝採り野菜や新鮮な果物を購入できます。干拓地で育てられた干拓野菜が販売されているのもこの土地ならではですね。長期保存できる柚子胡椒や漬物も扱っていますのでお土産にいかがでしょうか。
https://twitter.com/nbc_skippy/status/1106453682554466304?s=20
食事ができる施設も充実しています。「はとむぎ館」では、地元で収穫加工されたはと麦入りの手打ちうどんが人気です。普段味わえないいのししの肉を使ったメニューもありますので、この機会にトライしてみましょう。
さらに「sato cafe」は、食べ歩きもOKなフライドポテトやソフトクリームなどを頂けるので小腹が空いた時にお勧めです。愛犬と楽しいひと時を過ごせる「LEON’S キッチン」は、サンドイッチや丼メニューが充実しています。テイクアウトも可能ですので自然の中で美味しくいただきましょう。
基本情報
アクセス・住所・電話番号
| 住所 | 〒854-0031 長崎県諫早市小野島町２２３２ |
| ☎ | 0957-24-6776 |
| 行き方 | 公式アクセスページへ |
入場料・入館料
| 料金 | 通常 |
|---|---|
| 大人（高校生以上） | 300円 |
| 小人（小中学生） | 200円 |
| 幼児（3歳以上） | 100円 |
| 2歳以下 | 無料 |
営業時間・休館日
| 時間 | |
|---|---|
| 通常 | 9:30 ~ 17:00 （入館は16:30まで） |
| 休館 | 月曜日（祝日の場合は翌平日）, 12月30日 ~ 1月1日 |
公式ホームページ
よくある質問
駐車場はありますか？
あります。
通常時は、普通車ですと400台駐車できます。
イベント時には、臨時駐車場も開設され併せて800台駐車可能です。
諫早駅から干拓の里駅までの片道電車料金は？
240円です。
お弁当や飲食物の持ち込みはOKですか？
OK！
ただし、各館内での飲食は禁止です。
ペットと一緒に入れますか？
盲導犬以外は不可能です。
遊具の持ち込みはできますか？
できません。
授乳室はありますか？
干拓の里内に1カ所
コインロッカーはありますか？
○
ベビーカーのレンタルはありますか？
無料
車椅子のレンタルはありますか？
無料
