食べるな危険!猛毒スベスベ マンジュウ ガニに逢える水族館6選

煮ても焼いても食べられないスベスベマンジュウガニを知っていますか?キュートなネーミングと裏腹に神経に作用し、個体によっては致死率100%ととても恐ろしい生き物です。

そんな猛毒のスベスベマンジュウガニですが、つややかでふっくらとした姿がかわいらしいと水族館マニアの間で人気上昇中とのこと。さらには、珍しい白いスベスベマンジュウガニを展示してるスポットがあるそうです。

そこで、スベスベマンジュウガニを飼育している水族館について見ていきましょう。

しながわ水族館(東京)

2019年4月のイベント展「しな水の危険ないきもの大集合通(2)〜これであなたも危険ないきもの通〜」の中で、スベスベマンジュウガニが展示されていました。こちらでは、クイズ形式やエサやり体験を通じて、私達の身近な場所に生息する危険な生物についてしっかりと学べたそうです。

スベスベマンジュウガニは、東京湾でも生息が確認されていて、ほぼ同じ大きさのサワガニと間違えてしまう人が多いとのこと。参考として、サワガニは寄生虫がいるため十分水洗いした上で加熱して召し上がってくださいね。

その他に、粘液と血液に有害毒素が含まれている日本うなぎ、釣りをする人が誤って触ってしまい激しい痛みで苦しむハオコゼなど、多種多様な危険を持つ生き物が紹介されていました。

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しながわ水族館東京「しながわ水族館」の料金・営業時間・アクセス・見どころ

新江ノ島水族館(神奈川)

新江ノ島水族館では、珍しい白いスベスベマンジュウガニが「なぎさの体験学習館2F」にて公開されています。こちらは、専門用語で表すと「スベスベマンジュウガニの白変種」と呼ばれるそうです。

https://twitter.com/hase2_photo/status/1093196171781107713?s=20

参考までに「白変種」とは、色素が少ないために甲羅などが白い個体のことで、ホワイトタイガーやライオンも当てはまりす。新江ノ島水族館では、通常のスベスベマンジュウガニと比較しながらじっくりと観察できますよ。

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江ノ島リピ決定!新江ノ島水族館の見所7ポイント&お得なチケット学割情報10選

ヨコハマおもしろ水族館(神奈川)

吉本興業が運営するヨコハマおもしろ水族館では、寿司ネタコーナーにてスベスベマンジュウガニがイセエビなどと一緒に飼育されています。ただし、毒があって食べられないことから「別枠」に位置付けられ、水槽の隅でひっそり暮らしているそうです。

時には、逆さになってアクロバティックな姿を披露することがあり、みなさんになんとかして存在をアピールしているのかも!?ぜひぜひ、ヨコハマおもしろ水族館にお出かけの際にはスベスベマンジュウガニをお忘れなく・・。

https://twitter.com/omoshiroaq/status/1221284181314916354?s=20

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すさみ町立エビとカニの水族館(和歌山)

すさみ町立エビとカニの水族館は、その名の通りにエビとカニの展示数世界一を誇る施設です。しかも、一時は寄附金ゼロとなってしまい「日本一貧乏な水族館」としても話題に・・。しかし、入ってみると専門的な研究機関と思えるくらいに、充実していてびっくり!

https://twitter.com/chiyononno/status/1114162855429820416?s=20

さて、こちらではスベスベマンジュウガニは、それを上回る有毒生物ウモレオウギガニと一緒に仲良く暮らしています。このウモレオウギガニは世界最強の猛毒を持つカニとして有名で、スベスベマンジュウガニと同じように日本列島にて生息が確認されていて、誤食による死亡事例が上がっているそうです。

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竹島エビとカニに特化した世界初「すさみ町立 エビとカニの水族館」の魅力を紹介!

とっとり籠露かにっこ館(鳥取)

カニの展示に特化している鳥取籠露かにっこ館にも、もちろんスベスベマンジュウがにが飼育されています。大きなタカアシガニやズワイガニの影の存在となって、小さな体でちょこまかと・・。

こちらで飼育されているカニの中で、ひときわ体が小さいため有毒を持つ危険な生き物には全く見えませんが、それは見せかけのため要注意!

https://twitter.com/komorebi_aguri/status/1044106802944630784?s=20

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鳥羽水族館(三重県)

飼育種類日本一を誇る鳥羽水族館では「へんな生き物の研究所」コーナーにて、ミヤコウミウシ、ホソジマオトメウミウシ達と一緒にスベスベマンジュウガニが生息しています。さらに、追加でヨコアナカシパンが一緒に同居することになり、「カシパン」と「マンジュウ」とユニークな組み合わせが完成!

https://twitter.com/AandZ_ikimono/status/1236260912132050944?s=20

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まとめ

スベスベマンジュガニの展示で話題となっている水族館をご紹介しました。「カニ=100%食べられる」というイメージが強いだけに、水族館などで危険な生き物について学習しておくと、有害生物によって命の危険に遭遇する機会を減らす有効な手立てとなりますね。

日本の海域に生息していますから間違っても「カニだ!」と捕まえたり、食べることは控えましょう。こちらが触ったりしなければ、危害の心配はありませんので安心です。